シリア問題で揺れた4月7日の相場の反省

昨日の為替相場はとにかく揺れました。

リアルタイムでFX関連のSNSや掲示板サイトも覗いてみましたが、大きく勝てている人、しゃれにならないぐらい負けている人に完全に分かれていましたね。

まずはアメリカによるトマホークでのシリア基地攻撃の一報が入ると、ドル円は当然のように大きく下げました。

そうナイアガラです。

この時点で昨日の雇用統計狙いでポジションを買い【L】に持っていた人は、ロスカットの嵐だったと思います。

わたしはノーポジションだったので、落ちたところで買い【L】に入りましたが、そこからさらに大きなナイアガラです。これは失敗しました。

ミサイル攻撃によるナイアガラは予想外です。

単なるロスカット狩りのナイアガラだと考えて、反射的に買ってしまいました。

買ってしまったものは仕方がないので、今度は底を見極めて、ナンピンです。

さいわい少数だったので、ナンピンすれば、平均購入価格はぐっと落ちます。

ここでも迷いはありました。

ミサイル攻撃の続報はありません。

事態が悪い方向に発展すれば、さらに下落する可能性もあります。

いまが、本当に底なのか?

迷いましたが、ナンピンしました。

この時点で、投資資金の7割を入れました。

リスク回避の売りとリバウンド狙いの買いが錯綜して、相場は激しく揺れました。

ナンピンのラインまで戻すのを待って、狙いすますようにとりあえず決済。

儲けはほぼありませんでしたが、この時点で最初の買いの誤った判断は帳消しになりました。

大きな反省を残しました。

今後の糧にしたいと思います。

ここから超短期のトレンド狙いで稼ぎます。

勝率は8割越えでした。

シリアの被害状況やロシアの声明が入ったりで、途中大きく戻して、さらに大きく落ちましたが、無難になんとかこなせました。

夕方からのロンドンタイムは途中から用事があったので眺める程度でした。

そしてニューヨークタイム。

雇用統計の発表があるので、これまた緊張した雰囲気になりました。

SNSや掲示板では数字が悪くて、下落するのではという予想が多く、110円割れという読みが濃厚でした。

しかし、ニューヨークタイムの前までに為替市場はミサイル攻撃だとなかったように戻していました。全戻しとはいきませんが、8割戻しでした。

つまり相場がそれだけ強いということです。

この時点でわたしの読み、111円越えです。

今夜は上だ。

下で買うだけ買って、あとはひたすら待ちになります。

ニューヨークタイムは雇用統計を受けて多少揺れましたが、一旦落ち着いてしまうともう完全にレンジに相場に入りました。

それもレンジが狭く方向感に欠けます。

午前1時過ぎになると、多くの人がSNSや掲示板で、今夜はやめます、おやすみなさい、などとやり取りをし始めました。

わたしは逆に今夜は午前5時までやるかなとこの時点では考え始めていました。

下で買い集めた玉を利確して寝るという選択肢もありましたが、上に行くはずという読み合ったので、コーヒーを入れ始めました。

シリア攻撃という事件があったのに為替市場がニューヨークタイムにこんなに大人しいわけがない。

そう考えていると午前2時前に火柱が上がり始めます。

動いた。

いったん押し返されますが、あっという間に111円の天井を突き破ります。

そして

111.1。

111.2。

111.3。

と1時間強で順調に上ります。

そしてさすがに勢いも衰えを見せてきたので、ここで利確。

約70銭抜きです。

丸1日で考えたら130銭動いているので、もっと取れた方もいるでしょうが、底から握り続けられるテクニックがわたしにはまだありません。

最初にナンピンしているのが痛かったです。

わたしが利確すると今度は下げていきます。

この時点で午前3時を過ぎていたので、週末ということもあり持ち越したくないので、終わりとなりました。

結果論ですが有事の際は、円買いではなく、ドル買いになったということです。

これもまた将来の教訓になりました。

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