FXでの失敗談 アプリ編

FX取引にまつわる失敗談というのは、取引歴が長い人ならば、誰でもひとつやふたつもっているのではないかと思います。

単純に損切り額が多いことを失敗談というならば、やはりナンピンを繰り返して最終的に強制決済というのが、わたしの大きな失敗談といえると思います。
買いでレバレッジをかけてなければ、塩漬けしておけばそのうち利確できるときも来るかもしないですし、通貨によって日々、スワップポイントもとれるので、外貨預金だと割り切れないこともありません。
一方、売りでナンピンしてしまったら多くの場合、塩漬けしておくとスワップポイント分だけマイナスになります。

大きな倍率でレバレッジをかけてあったらもう最悪です。

はやいところ損切りしないと資金がどんどん目減りしていきます。
最近、わたしが経験したFXの失敗談はスマホアプリに関するものでした。
FXをやっている日はニューヨーク市場が落ち着く午前2時頃までパソコンを立ち上げているのですが、それ以降の遅い時間になると、ベッドにスマホのアプリでチャート確認する程度です。

でもその夜はなかなか決済できない売り建がかなりの数残っていました。

ベッドに入った時点ではとりあえず朝まで持ち越そうと考えていたのですが、照明を落としても気になり、時々アプリを立ち上げてチャートを確認していました。

いつのまにか寝てしまったようで、気づくと朝でした。
顔を洗ってリビングに移動にして、アプリを立ち上げたとき、わたしはある異変を感じました。
アプリの画面から売り建が消えている!
そんなバカなことはない。
昨晩、眠りにつくまでは確かにあったはずだ。
さらに見ると残高も明らかに減っていました。
もうこの時点で嫌なことしか思い浮かびませんでした。
まさか、まさか、まさか!
おそるおそる約定履歴を見てみると、なんと約定しているではないですか!
午前4時前に!
完全に寝ている時間です。

当然、記憶はまったくありません。
つまりベッドに入ってからアプリでチャートを確認していて、なにを思ったか、大きな評価損が出ているところで寝ぼけて決済してしまったわけです。
さらに朝起きてすぐのチャートの数値で決済できたなら、けっこうな利益が出ていたのです。
これはイタイ。
かなりイタイです。
投資は自己責任ですが、寝ぼけて決済してしまった自分のことまで責任をとらなければならないなんて!
寝ぼけていたわたしは相当バカだ。
もっとバカなのは、就寝中も手が届くところにスマホを置いていたわたしです。
アプリの取引パスワードを保存状態にしてあったので、取引画面をワンタップするだけで、約定してしまったわけです。
いや、大きな代償を払いましたが、もっと大きなポジションを持っていたら、さらに負けていたかと思うと本当に冷や汗ものです。
以来、わたしはベッドに入るときは、少しスマホを遠ざけるようにしています。

そうしないと安心して眠りにはつけません。

 

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