風の谷のナウシカ 宮崎駿【映画】を観た。
やはり何度観てもいいなと思う。
とても30年以上前の作品だとは思えない出来だ。
自然との共生が出来るのかという課題に答えがまだ出ていないのに、世の中はネット社会になり、当時よりさらに自然から離れてしまったように感じる。
たとえば都市部よりも地方のほうが自然は残っているはずだが、多くの人は地方よりも都市部の生活に憧れている。
東京に住んでいると1日があっという間に過ぎる。
特に、ここ数年はパソコンとスマホの画面ばかり見ているように思う。
便利なはずのネットに時間を奪われていると感じることもよくある。
ネット社会との付き合い方もそろそろ考えなくてはいけないのだろうか?
さらに人類は人工知能と共存できるのかという課題も抱え込もうとしている。
福島の問題はどうなるのだろう?
ナウシカが腐海と生きる姿を観ていると、ふとそんなことが脳裏をよぎった。
そうだ、30年前にはなかったものが、この日本には出来てしまった。
我々がおそらく数百年に渡って共存していかなければならいものだ。
ナウシカはオームに群れにひとり立ち向かった。
我々は何に立ち向かえばいいのだろう・・・・。
スポンサードリンク