FX シリア問題で為替市場は大荒れ

今日の為替市場は、シリア問題で大荒れになりました。

アメリカが59発のトマホークをシリアの軍事基地に打ち込んだ模様というニュースが伝わると、円高・ドル安になり、完全に市場はパニック状態になりました。

いわゆるナイアガラです。そう、ガラです。

小さな第一波のあとに、大きな第二波がきました。

それまでは111円の天井を目指して、さらにその上へという展開でしたが、一気に110円を割るか否かという状態になりました。

約80銭円高に動きました。

そのあとも乱高下は続きますが、

シリアのアサド政権の後ろ盾といわれているロシアにミサイル攻撃を事前通告していたことが伝わると市場に、一定の安心感が生まれて、戻します。

全戻しではなく、半戻し程度でしたが、ある程度の基準になり推移します。

わたしもNHKのニュースでトランプ大統領の会見を観ましたが、この大統領は本当にやるときはやるんだなと感じました。

オバマケアの代替案がつい先日通らなくて求心力に疑問符が付いたと報道されていました。

フロリダ州パームビーチで開かれている中国の習近平国家主席による米中首脳会談のあとは、債務上限問題で苦戦するのでは予想していたのですが、ここにきてシリアを攻撃です。

米国民の意見は割れるでしょうが結局のところ、支持率は上がるとでしょう。

口では、アメリカは世界の警察ではない、といっておきながら、見事な行動力です。

そしてしたたかだと思います。

やはりアメリカは凄い国ですね。

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