いよいよ緊急事態宣言の発令です。
都内に住んで、日々働いていると既に東京は厳戒態勢に入っているように感じますが、ここからさらに一歩踏み込むということなのでしょう。
外出をうながす大型商業施設を閉めて、
どうしても濃厚接触してしまう飲食店を営業時間を減らし、
交通機関を制御して、夜間の外出をさらに絞るというのが一般の生活者として気にすべきことなのだと感じています。
医療崩壊を防ぐためには効果的だと思います。
かなりストレスが溜まりそうな生活ですが、これも新型コロナウイルスという世界共通の国難を乗り切るためには致し方ないことだと考えています。
こういうことって長くは無理ですよね。
たとえばディズニーリゾートは2月29日から閉園していますが、当初はそのうち再開されると思っていましたが、4月に入っても閉園したままです。
この感じだとゴールデンウィーク以降も難しく、このまま夏を迎えてしまうかもしれないですね。
これは大きな資本力がある企業だから可能な話でふつうの民間企業だとそのまま閉店(閉園)になります。
今回の緊急事態宣言を受けて、
これから一カ月は商売にならないな。
その先もわからない。
と感じている事業も多いはずです。
増税からコロナへの流れでダメージを受けた事業者はそのまま倒産を選択するというのも実に簡単な話ですよね。
この流れは川下から川上へと確実に流れていきます。
さらなる消費低迷が確実です。
失業者も恐ろしく増えますね。
医療崩壊と経済崩壊の両方を見つめないと難しい局面ですが、政府には本当に頑張ってほしいものです。
我々、国民も小さな努力の積み重ねでこの国難と向き合えたらと思います。
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一般生活者はなるべくキャッシュのポジションを高めておくといいと思います。
色々なものが破たんし、変わっていく世の中がくると思います。
変化に対応するにはやはりおカネも大事です。
投資家は利確して、下がり目で再投資という人が多いと思います。
今回の決算は非常に悪いと思うので、3月決算が出そろう6月以降投資チャンスは増えるはずです。
その先の4-6月の四半期はさらに泣きが入る数字が多いはずです。
買い場はいくらでもあるはずです。
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先日、夜の六本木を歩いたのですが、閉店ラッシュの真っただ中という印象でした。
人すれちがわない六本木の街というのは初めてでした。
日本の眠らない街のひとつだと思いますが、本当に静かでした。
どれだけの人が経済的基盤を失い、人間関係が消滅したのか、考えると胸が痛くなりました。
しかしコロナが落ち着けば、新しいプレイヤーが続々と出てくるはずです。
とても残酷ですが、それが現実です。