意外性を狙ったのかと思ったら、まったく意外ではなかった24時間テレビのマラソンランナー。
なぜ隠したのだろ?
ブルゾンちえみならば、例年通りの順当ともいえる。
個人的には、ピースの綾部祐二がニューヨーク行きを断念して、みそぎのマラソンなんて面白いと思っていたが、トレーナーの意向でブルゾンちえみなんて・・・・。
ブルゾンちえみは陸上経験者だから、たぶん走れてしまうだろう。
隠したことによって、しばらく話題にはなっていたが、24時間テレビの肩透かし感は半端ない。
それでも番組を盛り上げなければならない演者は気の毒だ。
24時間テレビがマスコミのいやらしいところを総動員して泣ける話を寄せ集めるのは、もはや専売特許といっても良いと思うが、そこはまだ許せる。
どうせ泣ける話なんだろうな、と思いつつ、観てしまうのも、年に一度の紅白と同じノリで、風物詩みたいなものだ。
そして毎年、泣かされたり、泣きそうになったりする自分も嫌いではない。
年のせいか正直、この数年は特に泣ける。
しかし、マラソンランナーを適当な理由をつけて、引っ張るのは単なる視聴率稼ぎに過ぎない。
それもけっこういやらしい稼ぎかただ。
ブルゾンちえみというお笑い芸人を起用しているのに、完全に出落ちだ。
完走して話題になるならば良いが、出落ちはあまりにかわいそうだ。
そしてブルゾンちえみよりも気になったのは、萩本欽一の衰えっぷりと、広末涼子のしゃべりの下手さ。
萩本欽一をあとどれぐらいテレビで観られるのだろう。
そう感じた視聴者は少なくなかったと思う。
そして広末涼子の気持ちの無い下手なトーク。
このふたりいる?
と思った視聴者は少なくなかったと思う。
追記 8/27
ブルゾンちえみは無事90キロ完走していましたね。
マラソンに関しては感動の純度がかなり薄まったように感じた。
来年はどんな手を打つのだろう?