小池百合子都知事 政策は?

小池百合子都知事は政策が見えない、と言われている。

舛添要一前都知事の任期途中での辞任を受けての立候補だったので、当選はしたが、政策はよくわからないという印象が強い。

舛添要一氏については、個人的には優秀な国際政治学者というイメージでなぜ政治家になったのかもしよくわからないし、新党改革の党首としてなにがしたかったのかもわからない。

タラレバの話になってしまうが、自由民主党を離党せずにいたほうが、政治家としてよりうえのポジションに成れたのではないかと思う。

トップに立って光るタイプではなく、組織の要所でこそ力が出せるタイプだったのではないか。

発言力と資質はあったのに、少し残念だ。

舛添要一氏を慕っている、かっているという人には何人も出会った。

小池百合子都知事の政策は、都民ファーストに尽きるのではないかと意見も聞くが都民ファーストと言われても、都民としてはピンとこないところもある。

東京都を支えているのは企業・個人の納税者なのだから当たり前だろうという気持ちもある。

では、小池百合子都知事の本当の政策は何なのだろう?

ひとつは都政の見える化だ。

豊洲問題で小池百合子都知事が指示していたのは、原因究明と現状把握がメインで、移転については二の次だった。 

原因究明と現状把握を突き詰めていけば、おのずと見える化につながる。

自身の人気は十分にわかっている。

そして数字が取れるので、小さなことでもマスコミが書き立てる。

自然と情報開示が行われ、都政の見える化が推進される。

こうなってしまうと従来の利権構造で稼いでいた輩にはもう旨味がなくなってしまう。

官僚やその他の公務員ならば、都知事が変わるまでただ耐えしのげば良いが、都議たちはそうはいかない。

都議選で勝ち残らなくてはならない。

そこに知事自ら都民ファーストの会をぶつける。

これはもう完全に利権構造つぶしですよ。

そしてひたすら都政の見える化を推進していく。

これができるのは、小池都知事に都政に私欲がないからです。

私欲が少しでもあれば、見える化はできないです。

小池都知事は国政へのステップアップが頭にあるからこそ、都政を見える化できるです。たぶん。

都政の見える化の実績を武器にして、さらに国政も見える化するといえば、国政選挙でも十分戦えるはずです。

国民は長期政権の利権構造がリークされ続けて、うんざりしています。

普通に考えれば、小池新党は大勝できるでしょう。

維新の会と比較する人もいますが、橋下徹氏はちょっと急ぎ過ぎた印象があります。

本来の半分の時間でやり遂げようとしたので、周りがついていけなかった。

変化に慎重な人たちを説得する手間を惜しんでしまっただけです。

とても残念ですね。

でも、いまでも十分に将来の総理候補のひとりだと思いますよ、橋下徹氏は。

小池百合子都知事のもうひとつの仕事はコストカットですね。

都政でどれだけコストカットできるのかわかりませんが、まだまだ無駄はあるはずです。

思い切って、都庁を豊洲市場に移転して、都庁舎を民間に貸し出せは、けっこうテナント収入がとれるのではないでしょうか?

首都機能移転の一環として、一部機能は東北へ移転させるのも手ですね。

都内でこなさなくても良い業務はもっと地方にもっていけばいいのではないかと純粋に思いますね。

小池百合子都知事には期待しています。

都政をスリム化して、減税してもらえると都民としてはこのうえなくうれしいですね。

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