メルカリ上場申請!
メルカリに上場申請の報道が出ましたね。
メルカリ側は否定しているという情報もあるので、不明な部分もあります。
ですので、今回はあくまで仮にメルカリがIPOしたとしての仮の話になります。
上場申請報道が出ても、月単位ではなく、年単位で上場申請が遅れることはよくあります。
メルカリの問題点としては、ひとつはユーザーの年齢層が低いために、違法行為が日常的に行われています。
たとえば画像の無断転載は探せば無数にあります。
そのひとつひとつが裁判になりえますが、メルカリはどう対処していくのか?
他のフリマアプリやオークションサイトで無断転載はよくありますが、メルカリはあまりに多いと感じます。
プロフィール画像も商品画像もです。
さらに実際の商品と画像、説明文が異なるものがたくさん出品されていますね。
毎日100万点以上が出品されているらしいですが、それゆえに問題もたくさん抱えています。
そこを改善せずに今回、メルカリは上場申請するのでしょうか?
メルカリの成長性は?
メルカリの成長性はどうでしょう?
成長の余地はまだまだありそうです。
まずは国内市場ですが、フリマアプリ市場では圧倒的知名度を誇ります。
フリマアプリならばメルカリといってもいいほどです。
ほぼ一強です。
もちろんさらに先行するヤフオクとの競合はありますが、そこはうまく住み分けて行くのではないでしょうか?
わたしはメルカリ、ヤフオク両方利用していますが、やはり使い分けています。
メルカリのほうが安く買えるものが多いように感じます。
そしてヤフオクのほうが良いものが出品されていると思います。
次に今後の海外展開について考えたいと思います。
すでにアメリカでは展開していますが、ダウンロード数が大きく伝わっているわりには、認知度はいまいちなようです。
アメリカでは、イーベイとCraigslistが同じような立ち位置で先行しているので、いまさらフリマに特化したメルカリが付け入る隙が大きくあるとは考えられないですね。
パズドラのときも感じたのですが、やはりメディア戦略が日本国内とは大きく異なるので、アメリカ進出しても日本のアプリはブレイクできないですね。
ピコ太郎的なブレイクを狙うのが得策かと思います。
とにかく全米は広く、テレビも多チャンネルなので、何をすればいいのかがまるで異なるんでしょうね。
ヨーロッパも同じ理由で難しいと思います。
日本以上にすでに色々と出来上がっている国なので、ある程度のパイはとれても、拡げる力はないでしょうね。
ソフトバンクがSupercellを買収してから、テンセントに売却するスキームは見事でしたね。
アプリのことが良く分かっているなと感心しました。
まとめると、メルカリの成長の余地は国内にありということです。
海外のパイもある程度はとれるでしょうが、おそらく微々たるものです。
各国単黒になれれば大したものです。
設備投資をかけてすぎて本体が倒れないことを祈るばかりです。
メルカリの生みの親は、楽天ともいえるのかもしれないですが、その生みの親は海外展開がなかなかうまくいっていないので。