中小企業の助成金・補助金は面倒なのか?

中小企業が補助金や助成金を受けるのは、けっこう面倒だ。

なぜ面倒なのかというと、ふだんの実務ではほぼ使わないフォーマットの書類作成をかされ、さらに事業計画書の提出も求められたりする。

事業の本筋でないことに労力をさいて、もらえる金額が数十万円程度ならば、いらないという経営者や担当者も多い。

補助金や助成金は、最初にもらえるわけでなく、承認された事業が終わったあとに、経費(領収書)を精算するかたちでもらえるものがほとんどなので、本当に資金が必要な最初は自己資金でということが多い。

この変化のスピードが速い時代に、事業計画書通りに事業なんてやってられないという業種のほうが多いのではないか?

もちろん事業計画書からはみ出してしまえば、お金は貰えなくなる可能性も出てくる。

それでもこの助成金・補助金というのが中小企業にとって大きな存在なのは、返済不要なもらい金だからだ。

たとえ30万円でも事業で利益を出すのは大変という業種はけっこうある。

それが書類を出して承認されればもらえるわけだから、お得と考える経営者・担当者は少なくない。

さらにいえば数百万・数千万クラスの補助金・助成金だってけっこうあるのだ。

そういった補助金・助成金をとるためのコンサルタントだって存在する。

彼らの多くはその道のプロで、申請書類の採択率をアップさせてくれる。

報酬に関しては初期費用(着手金)+出来高(助成額の20%前後)というケースが多い。

この報酬関しては賛否が分かれると思うのが、自分でやる力がある人は自分でやったほうが良いようにも思う。

しかし時間や能力的に無理という人は、プロがいるならばプロに相談してみても良いだろう。

申請しなければもらえないお金なのだから、チャレンジしない手はないと思う。

わたし個人は、コンサルタントを入れて、補助金をもらたことがあるが、

ひとりだったら途中でくじけていたと思う。

そのときは完全に歩合でお願いして、報酬として30%支払った。

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