中年になると仕事は無くなる

中年になると仕事は無くなります!

これは本当です。

業種によって異なりますが、採用してくれるところ(会社)も無くなってきます。

やれる仕事の選択肢も次第に減っていきます。

そして転職を繰り返すたびに、より待遇の悪い会社に流れることになります。

(ここ大事です。若い人もいずれ皆、平等に年をとり、中年になるので是非、覚えておいてください)

特に同業で転職を繰り返していると信じられないぐらい待遇が悪くなる人が多いです。

このことを知っている人は、リストラになりそうになっても、必死にしがみつこうとします。

中年になって勤続年数がリセットされるのはかなり痛いです。

新卒から勤めている会社の社内の仕事はこなせても、同業他社の仕事ができるかどうかなんて誰にもわかりません。

中年になると蓄積された知識は使えても、新しいことは本当に頭に入らなくなります。

縦のつながりも横のつながりも、まして共有した時間もない会社にいったら、通用しないうえに、いじめられるんじゃないかと思うのは、本当に普通のことですよ。

見えないものに人は恐怖を覚えます。

物凄く正当な思考だと思います。

だから、リストラに遭いそうになっても、

必死に会社にしがみつくことは正しいことです!

世の中何が起こるかわかりません。

もしかすると来年、会社の業績が大幅にアップするかもしれないです!

リストラされたら損ですよね?

人生設計も台無しです。

後ろ向きな転職活動なんて時間のロスの極みです。

たとえ社内で希望しない部署に配属され、給料がカットされても、社名が維持できれば良いという人もいると思います。

少なくとも世間体は保てると考える人も多いと思います。

それでいいならナイことはナイですよ。

だから、頑張ってしがみついでくださいね。

しがみつくことは恥でもなんでもないです。

でも、もししがみつけずリストラに遭ってしまったら、どうすれば良いのか?

そんなの簡単です。

いままでの待遇よりも良い会社を探せばいいのです。

(採用されるかはわかりません)

でも、これはあたりまえのことですよ。

わざわざ待遇の悪い会社を選ぶ必要なんてありません。

業界全体が悪くて、リストラに遭ったのに、より待遇の良い会社なんてありっこない。

ふつうはこう考えますよね。

でも、それは違います。

間違いです。

リストラという不幸に遭ってしまったからこそ、次はとてもラッキーなことが自分には起こるかもしれないと考えてください!

これは単なる言葉遊びではありません。

実は、わたしの経験なんですよ。

わたしの人生を振り返ると、運が悪いことがあると、だいたいラッキーなことが来て、打ち消してくれています。

もちろん逆なこともあって、ラッキーが続くと悪いことがあるですけれど、

その比率は2対1ぐらいでラッキーなことのほうが多いです。

わたしは勤めていた会社が倒産したことがあります。

実際は、倒産ではなく解散だったのですが同じようなものです。

退職金もほぼありませんでした。

少しだけ愚痴るならば、

引き抜かれて2年で解散です。

前職よりもかなり良い待遇で、未来も明るそうだったので、転職したのに、

代表者のステップアップで解散です。

業界ではそこそこ名前のある会社だったのに、代表者が留学するという理由で、解散しますか?

中年になって社員もいるのに留学するから解散ってなに?

って感じですよ。

いや、この解散には本当に困りました。

困りましたが色々と考えさせられたという意味では、人生の勉強にもなりましたから、代表者を恨んでないですし、いまでも年賀状のやり取り程度はしています。

でも、この解散がわたしの人生を大きく変えたのは事実です。