直島に行ってベネッセハウスに泊まると宿泊客専用バスが利用できるのだが、これがまた便利だ。
とにかくアップダウンが多い島なので、歩いて移動するという選択肢は、ベネッセハウスミュージアムとベネッセハウスパーク、ベネッセハウスパークとつつじ荘、宮浦港とセブンイレブンぐらいは可能だが、家プロジェクトとベネッセハウスあたりになるとけっこう大変になる。
バスの時刻表を見ると5分しかかかっていないが、歩くとなると15~20分はかかると思う。
手ぶらならばともかく宿泊用の荷物があると徒歩での移動はきついですよね。
もちろん島を散策するのはそれはそれで楽しいと思うので、苦にならない人は止めませんよ。
ベネッセハウス(Benesse House)宿泊客専用バスがとても快適なのは、まずはほぼ時間通りに運行していること。
そしてその運行時間に合わせてスケジュールが組みやすいこと。
おそらく長年の情報の蓄積で出来上がっている時刻表なので、快適なのは当たり前なのかもしれないが、それにしても良く出来ていると感心する。
時刻表は専用バスの車内でも入手できるし、ベネッセハウスでも渡してくれる。
さらに快適なのは他のバスと異なり、ベネッセミュージアムで坂のうえの駐車場が停留所になっていることだ。
ベネッセミュージアムを訪れたことがある人ならばわかると思うが、あの坂のしたが停留所になっているのと、坂のうえに停留所があるのでは身体の負担がかなり違う。
坂のうえの停留所からミュージアムだって多少距離があるのに、それを坂のしたから歩いてのぼるなんて、大雨の日や炎天下のもとでは考えただけでも嫌になってしまう。
ただでさえ都会の日常に比べたら、島での日々は歩くのだから、身体の負担はなるべく抑えたいものだ。
わたしはベネッセハウスの宿泊客専用バスを高く評価している。
これからも直島を訪れるたびに利用することになるだろうし、わたしと同じ気持ちの利用者は多いと思う。