日銀政策会合とFXの関係

本日は日銀政策会合ですね。

日銀政策会合はFXにおいては比較的大きなイベントです。

為替に大きな変化をもたらす可能性があります。

米国の雇用統計ほどのインパクトはありませんが、かつての黒田バズーカみたいなこともあるので、要注意です。

しかし最近は本当に静かなもので、もはや花火にもなっていませんが、本来の日銀政策会合はそんなものなのかもしれないです。

官僚というものは急激な改革ではなく、国家という巨大タンカーのかじをゆっくりと切るのが仕事です。

日銀もまたその組織の特徴から官僚的なのは否めません。

今回は各種レポートを見ると、政策運営方針の維持が確実視されています。

事前に動きが感じられないときは、この【維持】というキーワードしか耳に入ってこないのが通常です。

今回もアベノミクスの肯定とさらなる推進が繰り返し主張されるのではないでしょうか。

アベノミクスに欠けているのは成長戦略です。

日本という国はアイデアはあってもしがらみでなかなか前進は出来ません。

たとえば税制を簡略化できれば企業コストも落ちるので、日本への進出する外資は増えると考えられますが、しがらみがそれをさせません。

仮に、お台場エリアを税制特区にして、ベンチャーや外資を誘致すれば、シリコンバレーのように出来るのではないでしょうか?

観光業もそうですが、外貨を稼ぐ企業を育てる努力も必要です。

そういった試みがいまの日本には欠けているように思えてならないですね。

少子高齢化してハングリー精神がないこの国は、今後もやはり衰退していくのでしょうね。

追記

今回の日銀政策会合はなにごともなく通過となりましたね。

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