特殊詐欺被害がなくならない理由

今回は、特殊詐欺被害がなくならない理由について書いてみたいと思います。

個人的には、特殊詐欺被害はなくならないと思っています。

理由は野放しになっているからです。

まず野放しになっているのは、トバシの携帯電話(スマホ)です。

本人確認不要の携帯電話を売り歩いている販売業者を黙認している通信会社がいる限り、特殊詐欺はなくなりません。

通信会社は売れて使われれば良くて、それが犯罪に使われていも仕方がないというスタンスですね。

もちろん債務者などから取り上げた携帯電話なども使われます。

そしてもうひとつの野放しは架空の銀行口座です。

これも買取業者がいて、特殊詐欺組織に販売しています。

もちろん違法ですよ。

3万円で買い取って、15万円で売るとか、そんな感じですかね。

トバシの携帯電話と架空の銀行口座があれば、とりあえず他人になりすませます。

だから、この2点を見張ることが特殊詐欺撲滅には大事なんだと思います。

でも現状、出来ていないですよね。

 

最近は銀行などでしつこいぐらいに行員がお年寄りに声がけしているのを見かけます。

あの効果はけっこう大きいと思います。

なるべく普段から接している担当者が出てきて、お年寄りと話すようにしているようにも見えます。

 

ひとつ特殊詐欺対策の提案をするならば、高齢者の自宅や携帯電話に未登録の携帯電話が着信があった際に、通信業者が注意喚起のメッセージを流すと良いと思うんですよね。

そうすれば、立ち止まって考える高齢者が増えるのではないでしょうか?

特殊詐欺被害をいきなりゼロにはできませんが、少しずつ減らしていきたいものです。

家族を騙るなどという悪質なものは厳罰化もありだと思います。

もっと本腰を入れて取り締まってほしいものですね。

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