ブックオフの株価の今後についての予想を書いてみたいと思います。
ニュースにもなっていましたが、リユース事業はここ数年でかなり厳しくなってきました。
まずはメルカリなどのフリマアプリの台頭があります。
フリマアプリは現在3,000億円市場と言われていますが、特に若年層や主婦層が、商品を安い値段で手放すぐらいならば、自分でフリマアプリで売るという流れが出来つつあります。
以前はデジカメで商品を撮影してから、パソコンに取り込んで、ネット上にアップして・・・・・・という工程を踏む必要がありましたが、いまスマホのカメラを利用すればあっという間に出品できます。
デジカメがいらないというのはとても大きな変化だと思います。
なにより簡単ですね。
買取=ブックオフ というイメージは崩れていないように感じますが、そもそも買い取ってもらう必要がなくなったわけです。
これはブックオフ的には痛手です。
さらにわざわざブックオフまで行かなくてもフリマアプリで欲しい本を購入できます。
フリマアプリで検索すれば、送料込みで探してもブックオフの店頭よりも安く手に入るものはたくさんありますね。
次に電子書籍の影響も大きいですね。
もうマンガにしても紙で読む時代は終わりつつあるのかもしれないです。
週刊少年ジャンプも発行部数が200万部を切ったらしいですからね。
同じ車両で5人ぐらいジャンプを読んでいる時代は遠い昔になりつつあるということです。
最近、ブックオフに行ってもマンガコーナーで立ち読みしている人を見かけることが少なくなりました。
全体的にぐっと客数が減っているようにも感じます。
小説なども微妙に高いというか、中古にしては明らかに高いというイメージが定着したようにも思いますね。
お金を出して本を買うぐらいならば、無料の電子書籍で済ます層も出現しているので、より難しい商売になるのは確実です。
わたしがブックオフで目に付くのは、商品の取り扱いの雑さです。
忙しいときに、点数を多く買うと、レジ袋に投げるように入れられることもが何度もありました。
正直、購入を決定した状態と、会計後の状態がかなり違うこともあります。
なんであんなにイライラした店員が多いんですかね?
安く買い取っているから、雑に扱っていいやと思っているのか、そもそも社員教育が出来ていないのか?
ブックオフの店員は相当、ムラがありますね。
以上のことから、わたしはブックオフの将来を悲観しています。
もちろん株価もです。
今後、高級路線も取り入れるようですが、それよりも社員教育のほうが効果的だと思います。