ひところはアベノミクスの象徴的な存在として注目を集めていたガンホー株ですが、 最近は勢いを感じないばかりが、もはやジリ貧の様相を呈してきました。
現在250円前後ですから、ピーク時と比べれば6分の1以下です。
ピーク時は時価総額がソニーや任天堂と比べて色々と語られていたのに、いまとなっては遠い昔話のようです。
ガンホーの戦略的失敗としてよく語られてるのが、パズドラの海外展開の遅さです。
アメリカにしても、中国にしてもとにかく遅いとよく言われていましたが、本当のところどうなのでしょうか?
単に、遅すぎた、という人はたくさんいますが、日本でパズドラがブレイクして数カ月後に、海外展開ならばまだしも、さらに時間が過ぎてから、そろそろ海外展開しますと悠長にリリースを出していた時点では、すでに遅かったのではないかと思います。
つまりあのブームは一過性のもので、先行者利益をとれた国内とは異なり、海外はすでに他のアプリゲームにシェアを持っていかれていたので、急いでリリースしたところで相当厳しい。それならば時間をかけてローカライズしてリリースしたほうがもう大当たりはないのだから、無難であるという判断があったようにも思います。
実際、国内でもミクシィ―のモンスターストライクにいったん抜かれてしまうと、もう抜き返すことはできませんでした。
やはり曲芸士のあたりまでがひとつの歴史だったと思います。
ガンホー株も当面はヨコヨコかなと予想しています。
やはりゲーム会社なので、タイトルでヒットを生まないと急騰はしないでしょうね。
ひとりのゲーファンとして、たくさんの話題を提供してくれたガンホーの再起を期待しています。
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