23日日曜日のフランス大統領選挙の第一回投票がクローズアップされていますね。
中道派のマクロン候補が敗退して、極右のルペン候補が勝っても、極左のメランション候補が勝っても、フランスのEU離脱の可能性が高まります。
EUについては色々な考え方があると思いますが、やはり緩やかなつながりも、強すぎるつながりも、完全にひとつにならなくては、どこかでほころんでしまうのだと思います。
国家間に複雑な利害関係があるかぎり、合理的だからOK、理に適っているからOKというわけでもないでしょうし、様々な国民感情も芽生えます。
ひとつでやっていくことの労力や苦労が富や安全につながらないのであれば、そんなものはいらないと考えることも理解できます。
イギリスやフランスという自国だけで十分にやっていける自信がある国は、やはり離脱というのが普通にも思います。
しかし、いまいちど立ち止まって考えるべきは、アメリカ、ロシア、中国という大国がこの世界には存在していて、EU加盟国が個別に動くより、集として動くほうが相手に与えるインパクトが大きいことも事実です。
EUの存在意義は、けっこう大きいのではないかと思います。
スポンサードリンク