黄昏流星群のドラマが始まりましたね!
キャストは佐々木蔵之介、中山美穂、藤井流星、石川恋、礼二(中川家)、麻生祐未、八木亜希子、小野武彦、黒木瞳ですね。
うーん、まあ視聴者も中年層が多いでしょうし悪くないキャスト陣といったところでしょうか。
八木亜希子さんって女優業もされているんですね。
近年は、明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショーこと明石家サンタのイメージが強くて、他で見た覚えもないです。
わたし自身がテレビで民放を観てもほぼ録画で、さらに録画する番組もかぎられているという状況なので、本当に色々と疎くなっています。
わたしは原作の黄昏流星群の長年のファンですが、
とても読者を選ぶ作品だと感じています。
たとえば、不倫のなかで幸せを見出すような話は、
そもそも不倫はダメという読者にはなかなか受け入れられないですね。
家族の秘密のような話も、家族内での秘密は嫌だというような人にはなかなか受け入れられないでしょうし、
それが物語になるような大きな話ならばなおさらです。
なんというか・・・身につまされるような話が嫌という層には、黄昏流星群は厳しいと思うんですよ。
わたしも若いころは黄昏流星群を読んでもあまり好きにはなれませんでした。
弘兼憲史先生のハロー張りネズミはとても好きで、
もちろん島耕作シリーズや人間交差点も好きです。
でも黄昏流星群はいまいちピンときませんでした。
若いころは中年の恋愛って抵抗感があるんですよね。
特に、不倫だと自分の両親が他のだれかと恋愛しているような連想につながってしまうと正直、気持ち悪いなぁと。
おじさんやおばさんの恋愛話ってどうよ、って少し否定的な想いで読んでいましたね。
あくまで若いころの感想ですが笑
隣近所の不倫の話を耳にしたりもしましたが、まったく興味がわかなかったですね。
いいトシしてなにやってんだかっ、ていう感じでした。
時が流れ、自分がおじさん、つまり中年になってくると許容範囲がひろがって、黄昏流星群の話もすべてとはいえませんが、けっこう受け入れられるようになってきました笑
人間って結局、ひとりひとりが生まれも、育ちも、仕事も、考え方も違うんですよね。
生きてきた時代も、生きている国も、残された時間も・・・・。
だから、幸せのかたちもまた違います。
当然のことなんですけれどね。
黄昏流星群は結局のところ、それぞれの人生のかたちを描いているので、万人受けは難しいのかなぁと思います。
10年に1回ぐらい読み返してみると、許容範囲がひろがってだんだん面白くなってくるんですかね?笑
期待したいと思います。