文藝春秋・松井清人社長の図書館は文庫本を貸し出ししないで欲しいという主旨の発言が注目されているようです。
要は経営的に厳しいというわけです。
この手の話はもうずっと言われていることで、たとえば娯楽小説なんか図書館が税金で購入して、さらに人件費をかけてわざわざ貸し出しているのはちょっとおかしいような気もします。
宮部みゆきさんの【模倣犯】の話も有名ですよね。
読者は物凄く多いければ、図書館で借りて読んだという人がかなりの割合いたという・・・・。
そもそもいまの時代に無料ってどうなんですかね?
もちろん税金で運営されているわけですから完全に無料というわけではないですけれど、運営のしくみがおかしいですね。
学生まではまあ無料でもいいですよ。
その先の大人は、借りるたびに1冊10円ぐらい払っていいんじゃないですね?
そして出版社と著者で折半してもらったらいいですよ。
販売分に関して、出版社と著者が9:1ぐらいで分けていますが、図書館の貸し出し分に関しては、5:5にして少しだけ多く著者を応援してあげられたら、読者としてもうれしいですね。
図書館で文庫本を貸すな、というのではなく、ひとつ仕組みを足して運用すればいいように思いますね。
最近は電車内で文庫本を読んでいるという人がめっきり減りました。
なにかと忙しいと読書から遠ざかりがちになりますが、たまには文庫本でも買ってみませんか?
新書ならもっと良いように思いますが震災以降、本棚を置かなくなったという話も聞きますね。
わたしはいまだにツタヤに夜な夜な出かけて好きな作家の小説を買っていますよ。
やはり好きな作家は応援したいですよね!
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