駄菓子屋が儲からない理由【廃業】

久しぶりに某所の駄菓子問屋に行ってきました。

玩具問屋もまったく同じですが、この時代によく生き残っているなぁという印象です。

日暮里の駄菓子問屋街ももう1店舗しか残っていませんよね。

日暮里の駄菓子問屋街全体でもう少し粘っていれば、インバウンド相手の良い観光地になったような気がします。

再開発ですっかり近代化しましたが、あの失われた駄菓子問屋街の町並みは本当にもったいないことしましたね。

京都、浅草、新宿ゴールデン街がいい例ですが、古いものに価値がある典型的な例だったと思います。

残っていれば、周りの飲食店や宿泊施設もさぞ潤ったことでしょう。

いや、もったいないなぁ。

さてこれは良く耳にすることですが、駄菓子は10円で売って、1円しか儲からない。

これは本当です。

厳密にいえば、10円売って、1円も儲からないのではないでしょうか。

たとえば、このチョコレートなんか、

10円で売るもの(商品)が100個入で、仕入れ値が950円ですよ!

100個売って50円しか儲からないわけです。

気が遠くなりますね。

これでは駄菓子屋は儲からないわけです。

絶対に儲からないですよね。

このチョコを20円で売ればそれなりに利益は出るかもしれないですが、それでもそもそも100個を売るってけっこう大変です。

仕入にはなんらかの形で交通費や送料がかかるわけで、それをこの1円の粗利から出すわけです。

これは至難の業ですよ。

大型ショッピングセンター内で見かける駄菓子屋チェーンはそれなりの金額を販売価格に上乗せしていますよね。

あれっ、この駄菓子はほかのお店では30円なのに、ここでは50円で売ってるぞ、みたいなことが良くあります。

そうしないと従業員の給料も、テナントの家賃もとても払えないです。

お菓子そのものを売っているのではなく、懐かしさという雰囲気を売っているビジネスモデルですね。

子どもの頃に通っていた駄菓子屋の雰囲気を、自分の子どもに少しでも知ってもらうためになら、多少高くても仕方ないという感覚ですかね。

そういうお店もないよりはあったほうが良いと思うので抵抗感はないですね。

もう10円菓子は思い切って20円に値上げして、卸価格を14円にしたらどうですかね?

そうしたら駄菓子屋も6円儲かるじゃないですか!

製造業者も泣く泣く廃業ってケースも減ると思うですよね。

この分野を改革してくれる人が現れることを切に祈っていますよ。

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