ヒアリの女王アリが発見されたのを受けて、フマキラー株が急騰しました。
一見すると大したことない話にも思えますが、今後はどうなるのでしょうか?
まず思い出されるのは、デング熱です。
デング熱のときは代々木公園が大きく取り上げられましたね。
たしか立ち入り禁止のエリアが出来た記憶しています。
タクシーに乗っても代々木公園のほうは避けて運転していると、運転手さんが言っていました。
このときもフマキラーとアース製薬の株価が急騰しました。
しかしデング熱の影響は限定的だったといえます。
相手はデング熱を媒介する蚊なので、そのピークは夏場が中心になります。
実際、ピークが過ぎれば、株価は徐々に適正な値へと戻っていきました。
では、今回のヒアリの場合はどうでなるのでしょう?
ヒアリが恐れられる最大の理由はその毒あります。
水不溶性のピペリジンアルカロイドが主成分ですが、メディアで報道されている症状はどれも重篤なものなので、実態よりも大きな恐怖を覚えます。
おそらく今後もヒアリが見つかるたびに、関連株は乱高下することが予想されます。
ただ長くは続かないでしょうね。
恐怖はやがて克服されます。
余程のことがない限りは、常に売り時を意識しつつ、取引したほうが良いように思います。
日本がますます亜熱帯化していくのならば、防虫関連は成長産業ともいえますよね。
あくまで長い目で見てですが。
投資は慎重に。
自己責任でお願いします。
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