スワップポイントの基本編

インターネット上を調べてみると、FXでスワップポイントを確認して働かずに暮らしていけないかという内容がたくさんある。

なるほど、たしかにスワップポイント(金利)のような副収入で暮らしていければと誰だって思うだろう。

FX取引会社に新規口座を開いて、そこに振込して、あとは海外通貨を購入すれば日々、金利が入ってくれば、それはとても幸せなことだ。

さらにその利回りが良く暮らしていければと考えるのは当然だ。

むかし、1億円を年間5パーセントの利回りに出来たら、一生働かなくて済むみたいな話をよく聞いた。

公定歩合や長期金利の推移チャートをみると、20年前ならば可能だったのだ。

さらに遡れば9パーセントの時代だってあるのに、2000年代に入ってからは地を這うような数字が並んでいる。

こういう数字をみてしまうとこれから伸びる国の金利の高い国に投資して、それで暮らしていければと考えるのも当然の流れといえる。

しかしどうなのだろう?

金利が高い国には、それなりの事情があるのではないか?

世界中の国々が、この国は伸びると大丈夫だと太鼓判を押したような国があるならば、その国は決して高い金利で資金調達しなくてもいいのではないか?

高い金利をみずから望んで払いたい国など無いだろう。

ということは、高い金利で資金調達しなければならない国というのは、それなりのリスクがあるということだ。

たとえば南アフリカランドとトルコリラは、どちらもスワップポイントが高いことで有名な通貨だが、10年チャートや5年チャートで眺めてみると、どちらも物凄い下げ方をしている。

もちろんある時期を切り取って計算すれば、為替の下げで失う資金よりも、スワップポイントで得る資金のほうが多い場合もあるのだろうし、スワップポイントも業者によって異なるので、計算すれば色々な数字が得られるのだろう。

ここでいえるのは、そんなに楽して儲かるような資産運用には見えない、ということだ。

未来を正確に見通すことなど誰にもできないのだから結果、大儲けということはもちろんあるだろう。

そして真逆の場合もあるだろう。

まったく別の投資方法を検討してみるのもいいだろう。

とりあえずタンス預金という選択肢だってもちろんある。

投資は自己責任でお願いします。

 

 

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