希望の党代表の小池百合子・東京都知事はいったいどこまでやるつもりなのだろうか?
安倍内閣の支持率が加計・森友学園で急落した。
しかし北朝鮮問題で支持率が回復すると、その機に乗じて、総選挙に打って出た。
これをチャンスだととらえたのが、小池百合子・東京都知事で、いまなら勝てると踏んだのか、希望の党を立ち上げて、さらに代表にまで就任した。
普通ならば、目指すは野党第一党だろう。
じゅうぶん届くはずだ。
本当の狙いは、小池百合子・東京都知事に訊いてみるしかないのだが、おそらくその上を狙っているのだろう。
つまり、与党だ。
そして自分自身が総理大臣の席に座る。
しかし、それには圧倒的に足りていないものがある。
候補者だ。
都民ファーストや小池塾では、どう考えても当選できるレベルの候補者を確保できない。
ならば、与党でも野党でも良いから現職議員、もしくは前職で善戦できそうな議員、そして生え抜きの新人・・・。。
もうなんでもいいからとにかく数が必要なのだ。
あとは雰囲気やうねりを作って当選させるしかない。
安倍政権自体は北朝鮮問題で隠しているが、実は満身創痍だ。
つつけばいくらでも問題は出てくる。
小池百合子・東京都知事が都知事を辞職するかは、たぶんぎりぎりまで決断を遅らせるだろう。
世論しだいだ。
いけそうならば総理の座を狙い。
そこまでは無理だと感じたら、都知事にとどまったまま、希望の党は野党第一党を目指すではないか?
いや、ひょっとすると野党にはとどまらず自民党と連立して、大臣を何人か送り込む立場になるかもしれない。
これはもう完全に小池劇場だろう。
ここしばらくは小池百合子・東京都知事の動向から目が離せない。