月: 2020年4月

新型コロナウイルスの影響は甚大です。

特に経済面が大きいです。

先日、夜の繁華街を歩いてみましたが、本当に閑古鳥です。

休業ではなく閉店を決めたお店もかなりの数ありました。

政府は中小零細向けに緊急融資を行なっています。

要は無利子・無担保で借金させてくれるというわけです。

新型コロナウイルスの影響で資金繰りが悪化した会社にとってはとてもありがたいものです。

それは認めます。

でも所詮はこんなの単なる時間稼ぎですよ。

増税の影響もはっきりと出ないままの新型コロナウイルスという流れでしたから、

本当は増税で終わったはずのゾンビ企業にお金が流れているという部分も大きいと思います。

政府が担保して借金させて延命させているだけです。

とりあえず借りろ、と流れはけっこう危険です。

でも税理士にそういわれている会社は多いはずです。

彼らは企業が延命すれば毎月の顧問料は入ってきます。

廃業してしまえば顧客を失います。

当面のキャッシュフローを改善できれば考える時間は確保できます。

これも事実です。

でもこのコロナの影響が何年続くかわからないのに、当面のお金だけ確保できてもねぇという感性も正しいです。

半年後、また資金ショートしたらどうするんですかね？

また無利子・無担保で貸してくれるんですかね？

コロナの影響で倒産しそうな会社に融資するのではなく、廃業しても負債がかからないかたちに政府が補償してくれればいいのに、という考え方もあると思うですよ。

経営者や自営業者のリスタートを支援するということです。

コロナがおさまるまでの短期雇用も政府がしても良いですね。

新型コロナ対策は全体的に良くないですね。

あまりよく考えていないんでしょうね。

お金を配ってあげないと結局生き残れない会社が増えますよ。

コロナと経済ってとても複雑な問題です。

ブラジルのように経済を止めずに自然に委ねようという考え方も一理あります。

コロナでたくさん人は死ぬけど、それも自然の摂理だよね、といわれると、

まあそうだよね、と思います。

スウェーデンのようになるべく低感染になるルールを定めて、あとは受け入れるという考え方もわかります。

結局、過度の自粛が続けば、コロナ以外の要因で死ぬ人も増えるはずです。

なるべくいままでの生活を失わないことに重きを置くというも悪くないですよね。

日本は医療崩壊を防ぎつつ、集団免疫の獲得とワクチンの開発を待つという姿勢です。

でも少し騒ぎ過ぎのようにも感じます。

どんなに報道してもお花見には行くし、ライブだって行くんですよ。

それが人です。

酒飲みに自粛だから外で飲むなといったら、家で安く大量に飲んであっという間に肝硬変ですよ。

だって寂しいから外で飲むんですから、宅飲みだとより荒れると思うんですよね。

ナイトクラブに行くなっていうのは簡単ですが、

クラブ文化が廃れますよ。

それでも良いんですかね？

別に都知事が悪いわけじゃないです。

みんなコロナのせいだ。