グルメサイトの闇の部分に公取が切り込んでいるのは、実に痛快ではありますね。
元々グルメサイトって広告代理店が立ち上げたものが多く、要は広告費を出せば出すほど客を流します、というノリでやっているんですよ。
飲食系やブライダル系だとこんなの当り前の話です。
それ系の雑誌やサイトに1面広告や大きな予算で毎月出せば、色々な優遇があります。
その優遇はもちろん顧客獲得につながります。
極論いえば、顧客が受けるサービスなんて大差ないわけです。
とにかく顧客を確保して、利益を上げる、ただそれだけです。
真面目にやっている会社や人たちがいることも否定はしませんが、そんなの一部です。
だからピュアな人は転職します。
そして常に人手不足になります。
今度は求人サイトに広告出すわけですww
お店も常に食われている側なわけです。
自分たちが費用という名の負担を常に背負うことになるから、それを今度は顧客に負担してもらうわけです。
高いから良いサービスではないです。
費用がかかるから高いだけです。
当然、星の数とサービス内容がまるでかみ合わないですよ。
この星自体、サイト運営者が作ったものです。
それをおカネを出して買っているだけです。
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星の数が多ければ安心できるという人は、別にそれでいいじゃないですか。
星5つの店で食べたからおいしかったというのは、いけないことではないですよ。
世の中の名誉や権威というものは、そうやって作られていくわけです。
100%公正なものなど存在しないです。
プラットフォーマ―は常に、優位な立場にあります。
そんなのみんな知っていることです。
それでも星の数を頼りに日々、色々な選択をしているわけです。
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公取は是非、グルメサイトの闇に切り込んでほしいです。
多くの店舗はもう中毒症状です。
おカネを出して広告打たないと集客できないと思い込んでるし、現実問題として、そうなっています。
その費用の歪みが、ブラック企業化の要因のひとつになっています。
闇の奥まで調査して頂きたいです。